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2008 年3 月31 日

東京から帰ってきました




東京出張投映から帰ってきました。
東京は桜が満開でした。

今回の出張では小型プラネタリウムのコレクター「プラネタリウム小さな展示館」を実際に(オフラインで)見に行って来ました。
大量のトイプラネタリウムを次々にだしてもらい、
暗くなってから、展示館の天井に投映して見せてもらいました。
そのままお泊まり。

五藤光学のエロスがやはり一番きれいに映っていました。これは恒星球が大きいからでしょう。
ケンコースターメイトも型式ちがいでそろえてありました。
動きがおもしろいのはアメリカのディスカバリーという電子制御のおもちゃプラネタリウム。
詳しくは展示館のページへどうぞ。この日記でも今後紹介していきます。
プラネタリウム小さな展示館




次の日は三鷹光器の三浦さんの家に泊めてもらいました。昨年暮れに男の子が生まれたばかり。先週は国際会議でヨーロッパに行ってたそうです。

墨田区の立川児童館での投映は100人。地域の方も何人か見てくれて、おせんべいをもらいました。
この日の最終投映でお客さんが来ているというので受付に行くとなんと、ウィルシステムさんではありませんか。見に来てくれたのです。明日、時間があれば午前中の投映を見にいこうかなと思っていたのです。さっそく見てもらい、今日の夜は設営ということで、じゃあ設営が終わったら飲みに行きましょうとこちらの撤収がおわってから銀座へ。

銀座で飲むといっても、つぼ八ですけどね。

ここでも3時間くらいプラネタリウムの話で盛り上がりました。
ウィルさんは五藤光学のエンジニアで、ヘリオスとかを作っていたそうです。
ヒゲキタと微妙に得意分野が違うのでお互い仕事を提携・紹介していこうかなどと話しました。なにせこれが本職の人はこの2人しかいないのですから。

次の日開館前の会場に行って、投映を見せてもらいました。
ドームは3mと小さいのですが、フィルム式で星像が小さく、多い。天の川も星の集まりで表してあります。
フィルム式の恒星球以外は外注したものもあり、液晶プロジェクターやパソコン、ドームも買ったものなので、経費が大きいそうです。

29日は立花児童館で投映。扇風機は分解してもあんまり小さくならなくて、結局、投影機は箱に入らず、手持ちで運びました。


投稿者:ヒゲキタ
at 22 :33 | 日記 | コメント(1 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月24 日

T字パズル

このあいだの日記に書いた、ダイソーのタングラム。
実はタングラムではなくて、
T字パズルが2セット入っています。
木製のだと1000円するので、これだと1セット50円。安い!T字パズル3



投稿者:ヒゲキタ
at 20 :19 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月22 日

久しぶりに蔓のランプを作ってみた

友だちから注文があり、久々に、つると和紙のランプシェードを作りました。直径は25センチ。
和紙部分は12面体で作ってあります。マイスターと同じ。和紙の種類を変えて2種類作ってみました。
電球は省エネの蛍光灯電球を使ってみました。白熱灯より高いのですが、電気代は安いし、発熱も少ないのでより安全になったのではないでしょうか。
つる和紙ランプ



投稿者:ヒゲキタ
at 14 :10 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月20 日

4月20日 Make: 東京ミーティングに出展

4月20日に開催される、Make:Tokyoというイベントに参加出展することになりました。
簡単に言うとモノ作りのお祭りなんですが、ちょっとマニアック。
雑誌MAKE:日本版はこんど4号がでます。ブログもおもしろいです。
http://jp.makezine.com/blog/

夏に大阪でSF大会があり、そこに企画として出展してスターデストロイヤーをとばす、とか言ってたのですが、こっちでもできるかもと連絡してみたら出展OKとなりました。SF大会にも行きます。

問題はそのスターデストロイヤー(スターウォーズに登場するとにかくでかい宇宙戦艦)をまだ作っていないこと。まあ1か月あればなんとかなるでしょう。とか言って確定申告書類を3月15日に書いている私。
「1日ありゃあジェット機だって直らあ」(言ってみたかっただけ)

4月20日は福井生協のコープフェスティバルでの仕事が入っていたんですが、開催中止で仕事がキャンセルになった日です。餃子で私の人生は変わったんでしょうか。いい方向だとよいのですが。

この日の前後は東京で投映できますので、小学校・児童館の方、安くよべるチャンスです。
プラネタリウム外観



投稿者:ヒゲキタ
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2008 年3 月18 日

日本経済新聞にヒゲキタの記事が

今日3月18日の「日本経済新聞」文化欄に、ヒゲキタの記事が載っています。
手塩にかけた星空 出前
移動式プラネタリウム、針先で開けた6等星4000個

一般家庭では購読してないとおもいますが、会社や学校にあったら読んでみてください。
このあいだ大阪でやった時の写真も載っています。

実は日経に載るのは初めてではない。15年くらい前に日経流通新聞というのに載ったことがある。
これは金沢の変わった趣味の人を紹介するコーナーだったと思う。まだこの仕事を始める前のこと。

それから日経本紙には4年くらい前にも載ったことがあります。
宇宙関係のシリーズもののひとつでしたが、なんと、1面でした。
でも、ぜんぜん知られていないのは、夕刊だったから。
日本経済新聞の夕刊って東京にしか売ってないらしい。OTL
同じ面にはマイクロソフトと東芝が特許で提携するという記事が載っていました。(もしかしてブルーレイ?)両社の会長の写真も。

つまり、日本経済新聞の1面に(夕刊だけど)、ビル・ゲイツと並んで(全然関係ないけど)ヒゲキタが載ったわけです。(かなりインチキっぽい)
でも、今回は全国紙の朝刊です。ホームページのURLも入れてもらいました。めざせ全国制覇。

投稿者:ヒゲキタ
at 01 :18 | 日記 | コメント(4 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月15 日

きぼうの実験モジュールって缶ビールに似ているなあ

もちろん土井さんは尊敬しています。きぼうも期待してます。
ところが、実験モジュールって缶ビールに似てるなあ、民営化されたら広告いれるのかな、とかゴジラとか。ネタ的なものに考えがいってしまうのです。
JAXA ホームページ
http://iss.jaxa.jp/iss/map/issgallery0803.html
JAXAに投稿された写真を見ると光跡だけじゃなく、ISSの形も結構写るんですね。望遠にテレコンバータつけて、手持ち?で。5軸くらいの追跡装置がないと無理かと思ってました。 
 火星偵察衛星も、これは上からローバーの姿をとらえていましたが、CCDの精度がけた違い。映像技術の進化はすごい。見たかったんですよ、働く宇宙機。少し前に月にいるかぐやが見えないかっていう話題がありましたよね。かぐやもこれくらい解像度がよければ、アポロの残した機材ぐらい写せたのになあ。
 「幼年期の終わり」に---5メートル級の望遠鏡をのぞくと、朝陽や夕陽を浴びた大型船が落とす影が月の平野を何キロも横切っていくのを追いかけることができる。---という文があります。クラークも見たかったんだね。(ちなみに光文社古典新訳文庫。30年ぶりに読んだ)
 シャトルやアポロは有人なので特別ですが、鉄道や建設機械と違って打ち上げ以外は映像少ないです。SF映画のようにはいきません。宇宙船に絵を描いても撮影するカメラがそこになくては、写せないですし。
グーグルあたりがもうすでにやってそうですけど、テザーかアームでカメラを離して地球を背景に自分自身を撮影する衛星はどうですか。衛星「ナルシス」。広告やディスプレーをつければスポンサーもつけれるし、世界一高い看板になる。バナー広告を付けたスペースシャトルというネタが昔ありました。衛星設計コンテストにいかがでしょう。

投稿者:ヒゲキタ
at 10 :02 | 日記 | コメント(2 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月13 日

T字パズルについて

 T字パズルってありますよね。そう、温泉旅館の部屋に置いてあって、4個しかピースがないので簡単そうなのでつい手をだすと、実は難しくてできなくて、おみやげ屋で買ってしまうという、罠というか優れたビジネスモデルというか。パズル作家の芦ヶ原伸之さん(4年ほど前に亡くなられました)が仕掛けたものらしいです。

 このパズルは古くからあったのですが、Tしか作れなかったものを芦ヶ原さんが改良して、他の図形が作れるようにしたものらしいです。今はアマゾンとかでも買えます。1000円。100均とかにもありますが、ダイソーのはTしか作れないやつで、百円生活のは他の図形もちゃんと作れるそうです。派手な色のプラスチックでよければ、ダイソーの「タングラム」といういろんな図形を作るパズルが実はこのT字パズルが2セット分入っているものなので、これを買えば1個50円!
 
 ヒゲキタはこれを牛乳パックとかで作るというのをたまに工作教室でやってきたのですが、型紙として15年くらい前にもらった発泡ウレタン製のものから写しとったものを使い、図形問題として芦ヶ原さんの「the T」を使っていました。つい最近この型紙では作れない図形があることに気づきました。
http://drudgery.s115.xrea.com/tpuzzle.htm
T字パズル



 写真にある家型の図形です。他の図形は出来るのですが、この形は、似た感じには組めるのですが、1カ所飛び出してしまうのです。最初は手描きのための誤差かと思ったのですがどうもこれはパーツの比率が違うらしいとわかってきました。よくよく見るとTの字の横棒の長さが左右で違うのです。縦棒の長さも。気付くのが遅すぎですが。
 ただ、これを不良品とまでは言い切れません。これはこれで他の図形は作れるし、なにより本家Tには作れない「I」の字(1本の棒)が作れるのですから。

芦ヶ原さんのノブズブランドで限定品の5ピースのT字パズルもあるらしいです。
http://noppblog.blog49.fc2.com/blog-entry-424.html
 

T字パズルの部品の正しい比率
http://www.bsddiary.net/d/200707.html

フラッシュゲーム T字パズル
http://drudgery.s115.xrea.com/tpuzzle.htm

温泉旅館のT字パズルにはまった
http://drudgery.s115.xrea.com/tpuzzle.htm

投稿者:ヒゲキタ
at 10 :55 | 日記 | コメント(2 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月12 日

土井隆雄さん宇宙へ

土井隆雄さんが宇宙へ。工房ヒゲキタの一番の自慢は宇宙飛行士土井隆雄さんが見てくれたことです。
土井さんは日本で天文をやっている人にとっては憧れのヒーローです。その人に会えただけでなく、自作のプラネタリウムと立体映像を見てもらい、おもしろいと言ってもらえたのですから。音楽で言ったら、ジョン・レノンの前でギターの弾き語りをして、楽しめたよとか言ってもらったようなものなのです。

NHK のニュースを見ていたら、土井さんの元上司という人が写っていました。宇宙開発事業団の有人宇宙飛行室長、寺門邦次さん。この方も土井さんと一緒にヒゲキタのプラネタリウムを見ています。あと宇宙研究所の上司になる的川泰宣さんも。すごいメンバーです。ちょうどプラネタリウム投影機の改造が終わり、投映恒星数が3倍になってきれいになった時だったのもうれしいことでした。

子ども達にキロスターと3Dを投映する時にはかならず言っています。「この映像は宇宙飛行士も見たんだよ。君達も将来、宇宙飛行士になったらこう言ってください。『ヒゲキタさんのプラネタリウムのおかげです』ってね。お願いします。」宇宙飛行士



投稿者:ヒゲキタ
at 17 :46 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月7 日

大阪市立科学館でプラネタリウム投影機を見せてもらいました

大阪市立科学館でアルゼンチン製のモバイルプラネタリウムと大西式プラネタリウムを見せてもらいました。
モバイルプラネタリウムについては、リンク先の大阪市立科学館プレスリリースをご覧下さい。
http://www.sci-museum.jp/server_sci/promot/press_j.html
フィルムを立方体に組んで、中心に点光源のピンホールプラネタリウム。ドームは直径7m。大阪通勤圏内に十数万円で専門の解説員をつけて出前投映してくれます。ドームは30Lで1人でもなんとか持てる重さ。投影機や送風機も1人で運べ、軽トラック1台で移動できる(赤帽さんを使うそうだ)。
このプラネタリウム、今月号の理科教育雑誌「RIKATAN」に広告が載っています。

もうひとつの大西式プラネタリウムというのは2006年大阪市立科学館でプラネタリウムのミニ企画展があり、展示されていた日本で3番目のプラネタリウムです。1951年、当時高校生の大西道一さんが天文部の仲間と製作したものです。機械も大西さんもご健在です。
展示は終わっていたので、科学館の倉庫に保管してあったものを見せてもらいました。恒星投影機の円柱部分がトタン板でとても大きい。トタン板は亜鉛めっきの鉄板なわけで、穴を開けるのたいへんだったろうと思います。スリップリングもついているし、惑星棚も本格的で、これを高校生が作ったのですから凄い。写真も何枚か撮ったのですが、下の訪問記の方がわかりやすく、写真もきれいなので、そちらを見て下さい。
塩屋天体観測所2006年4月の訪問記
http://www.h2.dion.ne.jp/~kazuf/sao/paorep/ohnishishiki.htm

ほかにも科学館の展示では金子式プラネタリウムなどが展示してありました。
それと忘れちゃいけない、日本で最初のプラネタリウム電気科学館時代のツァイス2型投影機も展示してあります。

投稿者:ヒゲキタ
at 01 :23 | 日記 | コメント(3 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月6 日

検索は速すぎる-まとめ-続き

>検索語によっては速いこともあるのですが、私は0秒に感じることは余りないので、体感速度のように個人差があるのではないでしょうか。キーボードから指を離すのにも時間がかかっています。
ついでながら、リアクションスピードを測定するサイトが見つかりました。
http://www.steriley.com/speed/index.php
赤色の円が黄色になった瞬間にクリックするのですが、緊張感が
持続しないことが分かります。(ニブイだけ)

>これ面白いですね。指がひきつりそうです。
緊張感の持続が本当にないと認識しました。0.215から3.12の範囲を繰り返しますね。しかし、早い人もいるもので、驚きます。ひょっとすると表示に関係なく何回も空打ちしているのかな〜ぁ、と、思ってしまいます。

 ちなみにスピードテストをしましたら26.808Mbpsと出ました。

● あなたのランキング
・ あなたの回線速度 26.808Mbps

・ 全国での順位 (直近10万人中) 23072位

ちょびっとショックです。(^_^;)


あなたの回線速度はADSL並ですね。
ISDNは128kbps 人間より遅い。キロだもの。またメガに負けたな。

投稿者:ヒゲキタ
at 17 :44 | 日記 | コメント(3 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月4 日

検索は速すぎる-まとめ

ヒゲキタのインターネット環境はISDNなので、動画はほとんど無理です。
動画を見る時はネットカフェに行ったりします。
光ファイバー回線とかだと動画よりも、検索の速いのに驚きます。検索ボタンを押すと同時というか、ボタンを押すより速く表示されているのではないか、検索語を入れている間にこっそり調べているんじゃないか、思考を読んでいるんじゃないか、とまで考えます。
これはなにか錯覚が関連しているのではないでしょうか。
脳から指先に指令が行って、指が動くまでに0.5秒くらいかかかるはずですが、自分の指は自分が動かそうと思った瞬間に動いていてタイムラグがあるようには感じません。ということは脳が同時に動いたように編集しているわけです。
これが検索がむちゃくちゃ速く感じる原因なのでは? と、ここまで考えて、きいてみることにしました。

検索エンジンの反応は確かに速すぎますよね。たとえばgoogleで「amazon」で検索すると、「0.03秒」などと出ます。ニュータイプ専用機に乗ったアムロのようです。

検索のしくみについてですね。Yさんあたりの分野なんでしょうが....
はっきりと知っているわけではありませんが、自分のパソコン内では
入力の途中で解析しながら検索しています。Macの検索機能/spotlight(スポットライト)などでは、作られたファイル内容を解析してindex(目録のようなもの)として同時に保存していますので、速いです。(Xpなどでは改めて探し始めますので非常に待たされます)
ネット検索(検索エンジン)でもこのようなインデックスを常に収集、保存していますので、入力しながらでは無いと思いますが、そのデータベースへのアクセス時間+検索、表示時間だとすればそんなにも驚くほどではないように思います。光では1秒あれば30万Kmですから。
むしろ検索したものをどう表示するか、されるかということで凌ぎを削っているそうです。


追記をみる

投稿者:ヒゲキタ
at 23 :25 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

2008 年3 月3 日

東京出張プラネタリウム

春休み中の3月28日(金)午後 東京墨田区立川児童館
     3月29日(土)午後 東京墨田区立花児童館
で投映をすることになりました。東京近辺の方、おひまでしたらぜひ見に来てください。

前後も空いているので東京の児童館の皆様、割安で投映できますよ。

東京まで行くついでに、日本一のトイプラネタリウムコレクターの家におじゃまして、コレクションを見せてもらう予定もたてています。
「プラネタリウム小さな展示館」
http://www.geocities.jp/hoshi_gemini/pavilion/pavilion.htm

プラネタリウム外観



投稿者:ヒゲキタ
at 19 :38 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

大阪市立科学館に行って来ました

大阪に出張プラネタリウムで行ったついでに大阪市立科学館へ行き、学芸員の渡部義弥さんにお会いして、モバイルプラネタリウムや全天周映像についてお話をうかがいました。お仕事中時間をさいていただき、ありがとうございました。プラネタリウムも見てきましたが、前日車中泊だったので、ほとんど寝てしまいました。

 以前の全天周映像は魚眼レンズで投映していましたが、グーグルマップのようにスムーズに画像をつなぐ技術のおかげで分割投映がきれいにできるようになりました。大阪市科学館ではハードの方でもスムージングしているそうです。プラネタリウムも星野写真をつないで投映すればグーグルスペースみたいになるのではないでしょうか。
 大阪市立科学館は全天周映像は五藤のバーチャリウム2で、これは中身はデジスター3だそうです。投影機は6台だったかな。デジスター3は投映部分はないので魚眼投映でも分割投映でも投映する側で変わるわけです。
この投影機を左右2台ずつにするとフルドーム立体映像、国立天文台の4D2Uになります。いままでプラネタリウムではスクリーンの材質の関係で偏光方式の3Dはできなかったのですが、新しい方式でできるようになったのです。

★全天映像で「沈黙のフライバイ」実写ドラマ化希望。
★4D2Uで「スターウォーズ」全天周立体映像化希望(無理)。

★沈黙のフライバイの全天周映像化について。
全天周映画を作るのは普通の映画の何倍もお金がかかりますが、プラネタリウムの番組としてなら、あまりお金をかけずにいいものが作れるのではないでしょうか。(渡部さんは専門家なのでもちろんわかっていることなのですが)
パッケージファイルを買ったり、作ったりしなくてもバーチャリウムはデジスター(プラネタリウム)なので、光速の70パーセントで太陽系に進入する赤い小人視点の映像とかも作れる(はずですよね)。
メッセージ絵や赤い小人は光の点なので、CGはそれほど複雑ではない。
実写パートは実際の映画やビデオと同じくらいかかるけれど、フルドームでなくてもいい(電波望遠鏡群や、衛星組立室は魚眼フルドームで見たいけれど)。
シーンの数や登場人物も多くない、。
トランシット観測や恒星間測位システムなどの解説部分はコンピューター画面を直接投映したほうがリアリティがありそうだし。
つまり「沈黙のフライバイ」は全天周映像向き。一般のお客さんや子ども向きかどうかはわかりませんが。ただ、何百個もの太陽系外惑星が見つかっていることや、SETIについてはもっと一般に知られてもいいかと思います。

★スターウォーズの全天周立体映像化について。
2D映画と3D映画は文字通り次元が違いますが、3D映画と全天周立体映像(フルドーム3D)も次元の違うおもしろさです。やっとこれが実現できる投映環境がそろったのになあ。
国立天文台はもちろんやってくれないだろうし、本家のルーカスも2D・3D変換スターウォーズが(今年完成とかいってたのに)まったく進んでいなくて中止になったらしいし、ましてフルドーム化やフルドーム3D化は無理。そこで、私、ヒゲキタが作ります。今年の大阪のSF大会(ダイコン7)にエアードームをもっていきます。フルドーム3Dでスターデストロイヤー(全長1.5キロメートル)を頭上に飛ばします。ルーカス見に来いよ!

投稿者:ヒゲキタ
at 18 :32 | 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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